どっちの効果だろうか

今月に入ってから、閑古鳥が鳴いていた店が徐々に忙しくなってきました。

 

といっても、毎日毎日多忙というわけではなく、奇跡的な展開をみせている、というほどではありません。

 

 

先日、同じ飲食店経営者に、「お店がある氏神様の所に行って、商売が繁盛するよう、お願いしてきたほうがいいよ」といわれ、ポノに反して早速氏神様をまつる神社に行ってお願いしてきました。

 

お店が忙しくなってきたのは、それからなのです・・・・。

 

最近のお店の忙しさは、ポノのおかげなのか、神社のお参りのおかげなのか、私にはわかりません。

 

話は飛びますが、うちの店の両隣とも飲食店です。

 

そのうちの一店舗はワインバーなのですが、毎日大繁盛しています。

その店は、今年4月半ばにオープンしたのですが、最初の1ヶ月ほどは、毎日閑古鳥が鳴いておりました。

 

その内徐々に繁盛してきて、今じゃ毎日が満席。

 

毎日その店の前を通るのですが、店の賑わいを目にするたびに、私は羨ましくて仕方がありませんでした。

 

「つぶれてしまえばいいのに・・・」そんな歪んだ気持ちまで抱いてしまうことがあります。

 

そして目の前には年配の女性がやっているクラブがあり、そこも毎日満席状態です。

 

ひがみ、ねたみ、そねみという、3大ブラック思考が渦巻いてしまいます。

 

私はお店をはじめてからというもの、自分がこんなにすさんだ感情の持ち主だとは思いませんでした。

 

私は最近痛感することがあります。

 

ポノがいう、<ゼロ>この境地が本当の幸せなのだと。

 

欲もなければ願望も執着もない。

 

・・・・・そんな人生つまらない、と思う人もいるかもしれませんが、人は欲や願望が達成できないから苦しみ、失うことを恐れるから苦しむのであります。

 

<ゼロの境地に至りたい・・・>

 

しかしこれもまた、<期待>なのであって、ポノにおいては消去すべき感情なのでしょう。