未来について

東京はもう葉桜ですね。桜が花の中で一番好きなので、来年まで見られないとなると、非常に残念です。

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今日は未来についてお話したいと思います。

 

私は幼い頃から人より勘が鋭く、人が何を考えているのか、次に何を話すのかが手に取るようにわかり、世の中には話していることと思っていることの相違がある人が多く、何十年も人間不信でした。

 

人の未来が見えてしまうことも多々あり、何年に何歳のどこの県の人と結婚する、ということまで言い当てることもできました。

 

私の姉などはさらに上をいっていて、マジックのトランプのカードあてなど、100パーセントの確率でぴたりと言い当てることができます。それから、正夢をよく見る人です。

 

そんな霊感の持ち主の私でしたが、自分のこととなると未来は全くわからず、3N男(金ない、髪ない、身長ない)と結婚し、一緒にお店までやるとは夢にも思っていませんでした。

 

しかし、私は自分の結婚相手は高身長、会社経営のお金持ちで、仕事で海外を行き来し、 語学が堪能で、外国人のように彫りの深い顔立ちの、とてもハンサムな非の打ち所のないような人が結婚相手として、何年も前から映像として自分の中で見えていました。

 

あんまりはっきり見えるものだから、自分の願望が空想化されただけなのかもしれないと思っていましたが、視えた映像を伝えていない姉からも、私の見えている映像と同じ人が夢に出てきたと言われました。

 

また、知人にも霊能者のように凄い人がおり、その人が霊視した私の結婚相手も私と姉が視えていた人と一緒だったのです。

 

その人と結婚していたのならば、生活の苦労はなかったでしょう。

 

しかし、その人との間には子供ができず、その人と結婚している間に、私は40代前半に治らないガンで入院し、病院のベッドのそばに姉と姉の子供がお見舞いに来ている映像がいつも付きまとうように映像として見えていました。

 

その映像は本当にはっきり見えていたので、私の人生は長くない、と覚悟を決めていたのです。

 

しかし、実際の結婚相手は映像とは真逆の3N男。本当は3Nどころか50Nくらいだと思いますが。

 

私は、前述した入院の映像のことは誰にも言いませんでしたが、結婚が決まったある日(そのときはすでに私は妊娠していた)

姉から「みみちろは長生きするね。子供ができたから。前にね、みみちろが入院して私と子供がお見舞いに行っている映像が見えたんだ。

その映像の中ではみみちろは子供がいなかったの。

子供がいないと、早く死んじゃう運命だった。

でも、見えた映像の人とは結婚相手が違うけど、ちゃんと子供をうむから、長生きするよ」と言われたので、そのときは本当に驚きました。

 

ここでも、私が視た映像と、姉が視た映像は一緒だったのです。

 

結婚相手に関しては、私を含め3人が同じ男性の映像だった。

子供ができず、早死にする私の人生の同じ映像を私と姉は視た。

 

スムーズにいけば映像通りの人生なはずなのに、一体どういうことなのだろうかと私は考えました。

 

おそらく、見えた映像は「今のままでいくと、こうなる可能性が非常に高い」ということなのだと思います。

 

よく、運命は決まっていると言われます。

 

運命は変えられるとも言われます。

 

そのどちらもその通りで、おそらく、何百、何千というパターンの未来の出来事がすでに存在していて、自覚していないながらもその中からチョイスしているのではないか、と私は考えます。

 

深く考えるとこんがらがってくるのでこの辺にしておきますが、とにかく人生は選択の積み重ね、選択の連続なわけで、次の瞬間も何千パターンの人生があり、今の思考でそのたくさんの人生の中から選択をしていく。

 

思考、行動、言動を、常に自分の中のベストなチョイスにしていくことが、最高の人生につながると私は考えます。とおーっても難しいことですが。

悪の感情はひたすらクリーニングして。

 

何だか散文になりましたが、私の霊感は、子供を産んでからはすっかり消えうせてしまいました。